ファーストダウン
( FIRST DOWN )
解説
アプルーブド ルール(A. R.)とは、想定した状況に対する公式な見解となります。
ファーストダウンは、スクリメージプレー(ラッシング、またはフォワードパッシング)だけが対象となります。
記録は、攻撃チームに、ラッシング、フォワードパッシング、またはペナルティ(反則)によるファーストダウンの3項目に分類して記録します。
A.R. 1.
ファーストダウンは、以下の場合に記録します。
- チェーン棒を前に動かすよう審判員が指示したとき。
- ゴールラインから10ヤード以上離れた地点から始まった攻撃でタッチダウンをしたとき。
- 反則施行により、自動的にファーストダウンとなったとき。
- 第2Qおよび第4Qの最後のプレーで、ファーストダウン獲得に十分な距離をゲインしていたと記録員が判断した場合は、たとえ審判員がファーストダウンの指示をしていなくてもファーストダウンを記録します。
A.R. 2.
ラッシング、またはフォワードパスプレーで、シリーズの更新に十分な距離をゲインし、かつそのプレーの直後(笛が鳴ったとき)に発生した守備側の反則の施行の結果、さらにシリーズの更新に至った場合は、2つのファーストダウンを記録します。(1つは、ラッシング、またはフォワードパス、残り1つは反則によるものとして記録する)
A.R. 3.
キックオフ・リターン、パント・リターン、インターセプト、ファンブルなどの結果、攻守交代によって得られた第1ダウンは記録しません。
A.R. 4.
スクリメージプレーで、シリーズ更新に十分な距離をゲインしたが、ファンブル等でボールの所有を失った場合は、ファーストダウンを記録しません。
A.R. 5.
スクリメージプレイで、ボールをファンブルしたが、再びチームメイトがリカバーし、その結果、シリーズの更新に十分な距離をゲインした場合は、攻撃チームにファーストダウンを記録します。
A.R. 6.